水曜日は、通常の診療時間とは別に、検査や処置に時間がかかる方、難しい方などを対象とした予約診療日となっております。したがって、一般の方の予約診療は行っておりません。
ご理解のご協力のほどよろしくお願いいたします。
小さい頃から”見えにくい”お子さんは、その状況が当たり前となっているので、あまり見えにくさを訴えません。例えば、視力が0.1程度であってもお家でお兄ちゃんとおにごっこをするようなお子さんもいるので、余程見えにくくならない限り、行動面での問題につながらず、ご両親でさえもお子さんの”見えにくさ”に気づかないことがあります。
しかし、学校で文字を習ったり、集団生活をする際には、”見えにくさ”が、大きく影響します。見えにくいお子さんの学習に際しては、見え方の程度や見ようとする対象の複雑さによりいろいろな方法がとられます。多くの場合、道具を使って学習することが多いのですが、お子さんの年齢が上がる程、人前で道具を使うことを嫌がる傾向にあります。
お子さんの見えにくさが疑われる場合、あるいは血縁のある方に遺伝性の目のご病気の方がいて、将来的に視力が低下する可能性のあるお子さんは、早めにご相談下さい。
当院では、まず通常の外来を受診して頂き、状況に応じてロービジョン外来を予約いたします。ロービジョン外来は、1回の受診ごとに検査時間を含めて30~45分程度とさせて頂きます。お子さんは、長時間のカウンセリングに耐えられないためです。