Q |
目がかすみます。どのような治療法がありますか? |
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A | かすみ目の原因は、白内障や緑内障や黄斑変性症などさまざまです。状況によっては手術が必要になることもありますが、最近は疾患によっては点眼薬やレーザーなど治療の選択肢が増えてきています。メガネやコンタクトレンズの度数の調整で問題が解決できることもあります。まずは、原因となる疾患の特定が必要ですので、ご受診ください。 |
Q |
よく転んだりぶつかったりするようになりました。眼科にも関係がありますか? |
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A | 初期の緑内障では”見えにくい“という自覚症状の前に、足や腰が悪くなったわけではないのに転びやすくなった、ものにぶつかるようになったなどの症状が出ることがあります。 通常の視力検査では検出できないようなわずかな視野の異常により足元の段差や障害物を見落としてしまうことが原因といわれています。緑内障は早期発見・治療が重要です。疑わしい場合は詳しい検査をいたしますので、ご相談ください。 |
Q |
目の前を黒い虫のようなものが飛んで見えます。これは何ですか? |
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A | 目の前を黒い点や影のようなものが飛ぶ症状を飛蚊症といいます。飛蚊症は目の中の濁りが影となって見えるものや、年齢的な変化で起こるものなど様子を見ていても差し支えがないものもあります。しかし、目の中の出血や網膜剥離の前兆でも似たような症状が出ることがあるので、すぐに治療が必要かどうか一度詳しく眼底を検査する必要があります。 |
Q |
健康診断で糖尿病や高血圧が疑われ、眼科にもかかるよう言われました。なぜでしょうか? |
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A | 糖尿病や高血圧があると網膜にも高率に合併症がでてきます。これらは初期にはほとんど症状はありませんが、病気が進行すると急に大きな出血をしたりして視力が下がることがあります。レーザーや手術などの治療法もありますが、治療が後手に回ると視力予後が悪くなることが多いようです。糖尿病網膜症は本邦では失明原因のトップを占める疾患です。自覚症状がなくても早めの受診をおすすめします。 当院では、糖尿病や高血圧の治療データを参考にしていますので、内科での採血のデータや糖尿病手帳、お薬手帳などご持参ください。 |
Q |
最近目が疲れます。どのような対策がいいのでしょうか? |
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A | 現代人はパソコンや細かい作業を長時間する機会が多く、目の疲れを自覚しやすいといわれています。目の疲れに対しては、点眼薬を使ったりメガネやコンタクトレンズの度数調整をしたりします。最近では、点眼薬やレンズの種類がたくさんあり選択肢の幅が広がっていますが、逆にどれを選べばいいのか判断に苦慮するケースもあるようです。 当院では、患者さまのどんな作業をどれくらいの距離でするのかといった作業環境に合った対策を選択するようにします。現在どのようなものを使用されているのか参考にいたしますので、お持ちのメガネ・コンタクトレンズは全てご持参ください。 |
Q |
家族に同じような症状で目薬を使っている人がいます。家族内であれば同じ薬を使ってもいいですか? |
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A | 目が赤い、ゴロゴロする、メヤニが出るといった症状は、ドライアイや逆さまつ毛や結膜炎など原因は様々で使う薬も様々です。また、同じ疾患であったとしてもお子さんや高齢者の方では薬の濃度や種類を変える必要があります。 ご家族であったとしても点眼薬は個別に使いましょう。 |
Q |
学校を休まなければならない結膜炎があると聞きました。 |
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A | 流行性角結膜炎は、アデノウイルスが原因の定伝染病の一つです。感染力が非常に強く、完治するのに1~2週間かかります。アデノウイルスの感染症が確定した場合は登校できません。炎症の強い結膜炎との判別が難しいこともありますが、最近ではアデノウイルスを同定するキットがあり、10分程度で判定できます。特にお子さんの場合、炎症反応が強く、角膜に濁りを残すこともあるので早めにご受診ください。 |
Q |
涙がぽろぽろ出るのにドライアイと言われました。どういうことでしょうか? |
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A | ドライアイの方の場合目が乾燥しすぎるので涙をもっと出しなさいという信号が出て、かえって涙の分泌が過剰になっていることがあります。ドライアイの治療を行うことで適正な涙の分泌量になると症状が和らぎます。 ドライアイではないのに涙が多い場合は、鼻涙管という涙を鼻に通す管が狭くなっていることが考えられます。多くは年齢的な変化によるものですが、中には生まれたばかりのお子さんでも泣いてもいないのに涙がぽろぽろこぼれるようなこともあります。お子さんの場合、ある一定の月齢を超えると動きが激しくなり外来で安全に検査をすることが難しくなりますので、早めに受診してください。 |
Q |
毎年、花粉症に悩まされます。新しい薬や治療法が出ているようですがどのように治療を選択すればいいのでしょうか? |
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A | 花粉症はスギ花粉に代表されますが一年を通していろいろな花粉があり、それぞれの時期に毎年症状が現れます。特にコンタクトレンズを装用されている方、最近では小さなお子さんでも症状が現れ大変つらいものです。 内服薬は眠くなるなどの副作用の少ないものがたくさん出ていますし、減感作療法は、花粉が出ていない時期に原因となる花粉のエキスを注射したり舌の下に含ませたりする治療法ですが、症状のない時期に通院しなければならない煩雑さはあります。 目の症状のみの方の場合は、やはり点眼薬が局所に効いてくれるので優れているように思います。点眼薬は抗アレルギー剤とステロイド剤を主に2系統あります。抗アレルギー剤は症状が出る数週間前から点眼を始めると非常に効果が高まるといわれています。ステロイド剤は効果は強いのですが、眼圧が上がったり角膜に傷がつきやすいといった副作用があるので、きちんと管理された状況でのご使用をおすすめします。 当院では、シーズン中できるだけ快適にお過ごし頂けるようサポートいたします。 |