日本では、色弱の方は男子の20人に1人、女子では500人に1人の割合と言われています。学校で男女半数ずつの40人クラスには色弱の男子が1人いる計算になります。
現在は、色弱の方の進学に関して制限はほとんどありませんが、特殊な学校(航空、消防、警察、自衛隊関連など)では、色覚の制限が残っていることもあります。
平成14年から学校での色覚検査が廃止されました。今後色弱に気づかないまま進学や就職と向き合うお子さんが出てくるかもしれません。
色覚検査は、小学生であれば正確な診断が可能です。特に、ご家族、ご親戚に色弱の方がいらっしゃる場合は、一度詳しい検査をお薦めいたします。
当院では、色弱のお子さんが安心して学校生活を送っていただくために色覚に関するリーフレットや色覚対応チョークをご用意しております。ご興味のある方は、スタッフまでお声かけ下さい。